株式会社シンボ

SDGS対応 CO2ゼロ印刷 環境に配慮したサイン・ディスプレイ・販促物 広告幕・販促物・サインディスプレイの印刷加工

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4. リサイクル

サインディスプレイ・販促物もサーキュラーエコノミーにシフト

サーキュラーエコノミー(循環型経済)

サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは
従来の「Take(資源を採掘して)」「Make(作って)」「Waste(捨てる)」というリニア(直線)型経済システムのなかで活用されることなく「廃棄」されていた製品や原材料などを新たな「資源」と捉え、廃棄物を出すことなく資源を循環させる経済の仕組みのことを指します。

これまで、あたりまえのように大量生産・大量消費され、その結果処理しきれなくなった大量の廃棄物が自然環境を汚染しています。
これからは、限りある資源自然エネルギーを大切に。地球環境を守りながら経済生活を持続していくためには、循環型経済システムにシフトしていく必要があります。

サインディスプレイ・販促物も、これまでの使い捨てだった流れから、資源リサイクルをする循環型にシフトしてはいかがでしょうか。

販促物使用後は廃棄せずにマテリアルリサイクル

リサイクルとは、使い終わって排出された廃棄物をもう一度資源に戻して利用することです。
リサイクルは主に「サーマルリサイクル」「マテイアルリサイクル」「ケミカルリサイクル」の3つに分類されます。


2020年の廃棄プラスチック有効利用率は86 . 3% 内訳としてサーマルリサイクルが約62%マテリアルリサイクルが約21%ケミカルリサイクルが約3. 3%廃棄プラスチック量822万トンの内758万トンが日本国内におけるリサイクル市場がとなり拡がりをみせています。

サインディスプレイ・販促物で使用される製品のほとんどが単一素材ではなく複合材であるため、マテリアルリサイクルや、ケミカルリサイクルは難しいとされています。
また、塩ビは燃やすと塩素が発生して炉を傷める恐れがあり、サーマルリサイクルも困難です。
そこで環境に配慮した塩ビの代替として、リサイクル可能な非塩ビ素材を求める声が高まっています。

弊社では、マテリアルリサイクル可能な「Recoボード」「LIMEX(ライメックス)」
サーマルリサイクル可能な「ECOパネボード」を扱っています。

マテリアルリサイクル

マテリアルリサイクルとは、廃棄物を新たな製品の原料として再利用するリサイクル方法です。

完全リサイクルボード(Recoボード)
これまでのパネルはスチレンボードに、印刷された紙を張り合わせて作り、使用後廃棄していましたが「Recoボード」は、全てを同じ素材で作られ、パネルにダイレクト印刷が出来る事から、分別なしで原料に完全リサイクル可能になりました。
展示会や売り場ディスプレイの廃棄物を無くし、循環型社会の実現に貢献しています。
<100%マテリアルリサイクル が可能な理由>

  • 紙や粘着剤を一切使っていない。
  • 全て同一素材の「PS(ポリスチレン)」出来ている。
  • 再生の妨げにならないインクで印刷している。

LIMEX(ライメックス)
紙や塩ビ素材の印刷メディアの代替となる、石灰石から作られた新素材です。
使用後は回収して、マテリアルリサイクルやサーマルリサイクルが可能です。
塩ビ素材の印刷メディアの代替としては、石油由来プラスチックの使用量と温室効果ガスの排出量を削減出来ます。
紙の代替としては、原料の木材パルプを一切使用せず、製造時の水使用量を大きく抑えられます。このようにLIMEXシートは「CO₂の排出を抑え」「木と水を守る」まさに脱炭素社会、循環型社会の新素材です。
Recoボード・LIMEXの使用済製作物「回収方法」

※弊社で作成した「Recoボード」「LIMEX(ライメックス)」の回収を希望される場合はお問い合わせください。
※「Recoボード」と「LIMEX(ライメックス)」は、別梱包での発送になります。

サーマルリサイクル

サーマルリサイクルとは、廃棄物を焼却する際に発生する熱エネルギーを利用するリサイクル
方法です。

マテリアルサイクルが困難な古紙及び廃プラスチック、使用済みのインクジェットメディア
などをRPF(Refuse Paper&Plastic Fuel)という固形燃料に成形し、工場などのボイラー燃料に
リサイクルする事で、エネルギーの有効活用が出来ます。

サーマルリサイクルとは「サーマル=熱」「リサイクル=再生利用」という意味です。
サーマルリサイクルに取り組むことで、廃プラスティックの循環に有効で温室効果ガスの排出
を抑え、埋め立てゴミを少しでも低減させる事が出来ます。

RPFは、含水量が低いですが発火の危険性は低く、貯蔵特性に優れており、熱量の調整も容易という利点があります。石炭や化石燃料の代替として製紙会社・鉄鋼会社・石灰会社など多くの産業で有効利用されています。今後の安定供給のためにも必要なリサイクルであると考えられています。

RPF利用の良い点

● 環境に優しい ● 品質が安定している ● 熱量のコントロールが出来る ● 高カロリー
●ハンドリング性が良い ● ボイラー等焼却炉における排ガス対策が容易 ● 他燃料と比較して低コスト

RPFに向いている原料

古紙・プラスチック
プラスチックは、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)ポリオレフィン(POF)など、塩素分・不燃分が入っておらず熱により溶けるもの。

RPFに向いていない原料

塩ビ(PVC)、不飽和ポリエステル樹脂(FRP)、不燃物が混ざっていて熱に溶けないもの。
※ 弊社で扱う「ECOパネボード」が、RPFサーマルリサイクル対象です。

ケミカルリサイクル

ケミカルリサイクルとは、廃棄物を化学合成により他の物質に変え、その物資を原料にして新たに製品を作るリサイクル方法です。
具体的な例として、ペットボトルを化学的に分解し、原料に戻して再度PET樹脂にします。

MaaR(マール)

MaaR(マール)とは、LIMEX(ライメックス)を開発した株式会社TBMが行う、資材循環プラットフォームを構築するサービスです。
事業所を対象としたMaaRの具体的なサービス内容として、使用済みLIMEX(ライメックス)製品とプラスチック製品を燃やさず、回収して資源として循環させます。これまで、事業所で排出されるプラスチックは、分別しても大半が焼却処分されていました。MaaRで回収することにより、再生利用が出来るとともに従業員の環境意識が高まり、資源循環に貢献出来ます。
※弊社では、LIMEX(ライメックス)を使用した、製品の製作が可能です。